一人ゆんたく芝居
東風平朝成の青春(こちんだちょうせいのせいしゅん)
沖縄には大学の「応援団」がない。
大学の応援団に憧れ初めて海を渡り本土の大学に入学した青年がいた。
晴れて入学式当日、入部を申し込んではみたもののジャージ姿に飛行機(実はアメリカの戦闘機)のバッチが付いた帽子をかぶり、色の付いたぞうりを履いた、何だか怪しいいでたちの彼に団員らは試験と称しいろいろと試しにかかる。
今まで聞いたことのない名前や発する言葉やしぐさにますます怪しいと感じる団員とのコミュニケーションを図る間もなく溝はますます深まっていくばかり。
さて、彼は憧れの「応援団」に無事、入部する事が出来るのでしょうか。