※台風12号接近のため日程を9月1日(金)に変更させていただきます。

2018年7月28日土曜日  1ST 13:00-、 2nd  17:00- 料金3000円

うるとら哲夫


1960年代あの高度経済成長期の真只中、子供たちをテレビに釘付けにした『ウルトラQ』からスタートしたウルトラシリーズ。
このウルトラシリーズの生みの親の一人といわれているのが沖縄は南風原町出身の金城哲夫であることは、多くの人が知る事実。
しかし、ウルトラセブンのチーフライターをも務めた哲夫が多くの脚本を残し、その物語の中に沖縄に対する思を深く刻んだことはなかなか知られていないのだ。
実際、ウルトラセブン世代の子供たちは、ウルトラセブンの物語が娯楽番組にしてはなにか暗いというイメージをもっていた。
特にウルトラセブンは時代を越え今ではウルトラシリーズ最高傑作といわれるまでになった。
ところが突如、哲夫はウルトラシリーズの栄光を捨て、31歳にして沖縄に家族を連れて引き上げる。
そして沖縄の芸能界で八面六臂の活躍をしながらも37歳の若さで不慮の死を遂げてしまったのだ。
あれから30年の時を越え、金城哲夫が東京住まい中に、妻の前で沖縄に帰ることを決心した日の夜をコミカルに描きながら、彼の島に対する思いと平和に対する思いを紹介する。